2020年にプログラミング教育が小学校で必修化されることを機にロボット教室にお子さんを通わせようと考えたことありませんか?
実際”プログラミング”を早い段階で学んでおくことは将来大きな強みとなります。
しかし、
「ロボット教室に通う上でのデメリットって何かあるのだろうか…」
このような不安を感じる親御さんも多くいると思います。
そこで今回は、ロボット教室に通う上でのデメリットとその負担を軽減する方法をご紹介します。
目次
ロボット教室に通うデメリット
ロボット教室に通わせる上で発生するデメリット4つをご紹介します。
- ロボット教室は費用が高い
- 女の子の参加者が少ない
- ロボット教室自体の認知度がまだまだ低い
- ロボット教室での学びを活かすには時間がかかる
これらについて以下に詳しく説明していきます。
デメリットをしっかり把握することで、ロボット教室に安心して通わせられるようになるので、ぜひ最後までご一読ください!
ロボット教室は費用が高い
サッカーやピアノなどのメジャーな習い事と比較すると高額になる場合が多いです。
ロボット教室の費用が高額になる理由を以下の3つに分けて紹介していきます。
- 初期費用
- 毎月の授業料
- 追加費用
それでは詳しく解説を行なっていきますね。
初期費用が高い
ロボット教室の初期費用には入会費とロボット購入費があります。
入会費の相場は関しては1〜1.5万円程度とメジャーな習い事のピアノ教室やサッカースクールと比較しても同じ、もしくは少し高め程度です。
しかし、ロボット購入には3〜6万の費用がかかり、これはサッカーで言うところのスパイクのように授業で必ず使うものなので、買わないと授業を受けることはできません。
他の教室と比較するとロボット教室の初期費用が大きく高いことがわかります。
教室 | ロボット教室 | サッカースクール | ピアノ教室 |
初期費用 | 40000円〜80000円 | 20000円〜40000円 | 20000〜30000円 |
教室によってはロボットの貸し出しが行われており、購入せずとも授業は受けれますが、家でロボットを使うことができないので、予習や復習ができないデメリットがあります。
毎月の授業料が高い
毎月の授業料もメジャーな習い事と比較して高い部類に入ります。
教室により費用は変動しますが、大枠の相場では月2回で1〜1.5万円程度の授業料が発生します。
教室 | ロボット教室 | サッカースクール | ピアノ教室 |
月額料金 | 10000円〜15000円 | 5000円〜7000円 | 5000円〜8000円 |
また、多くのロボット教室には”進級”と呼ばれるシステムがあります。簡単に説明すると選択したコースの授業を全て終了した際に、さらに深く学べるコースに変更することを進級と呼んでいます。
つまり、お子さんのレベルアップに応じて、進級が伴い月額料金が増える教室もあるので、他の習い事と比較しても授業料は高くなりやすいと言えます。
月謝についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください
追加費用が別に必要な場合もある
教室によっては、初期費用と授業料に加えて追加料金が発生することがあります。
それぞれの追加料金について簡単にまとめました。ロボット教室によって必要であるかどうかが変わるので、教室を選ぶときの参考にしてみてくださいね。
教材費
ロボット費用や毎月の授業料に含まれていない場合は料金が発生する場合があります。
費用自体は500〜1000円程度と高価ではないものの、一定月毎や進級時に新たに教材を買う必要がある教室もあるので、事前にチェックを行うことが大切です。
イベント費
教室ごとに開催されているイベントで追加料金が発生する場合がある。
イベント自体は様々で無料のプログラミング大会から、数万円の参加費が発生する合宿イベントなどがあります。
参加自体は任意な場合がほとんどですが、念の為、教室を選ぶ際に過去に開催されたイベントの概要について、問い合わせておくのがベターです。
ロボット教室の各費用を抑えるポイント
ロボット教室は高価ですが費用をグッと抑えれるポイントも存在します。
教室に通う上で大きな費用は2つあります。
- 初期費用
- 毎月の授業料
この二つの費用をどうすれば安く抑えれるか解説していきます。
初期費用を抑えるポイント

初期費用を抑えるには、教室で使われているロボットキットに注目しましょう。
高価なロボットキットですが、実はメーカーによって大きく値段が違います。
- レゴ社のロボットキット(マインドストーム)は約5.5万円と非常に高価
- 教室オリジナルロボットは3万円程度と比較的に安い場合がある
教室ごとに授業で使用されるロボットキットは決まっているので、初期費用を抑えるためには、コスト面で優秀なオリジナルロボット使う教室を選ぶようにしましょう。
最も気をつけなければならないのは、進級や授業の進捗によって、別のロボットや新しいパーツを買わなければならない教室があります。
その場合、いくら最初のロボットが安くても割高になる可能性があるので注意です。
使用ロボットの一貫性については各教室のHPから確認することができるので、事前に確認を行うようにしましょう。
毎月の授業料を抑えるポイント

お子さんを何年通わせるのか目処を立て、数年先まで必要金額を計算しておきましょう。
毎月の授業料や進級に伴う月額料金の増加はもちろん、教室が遠方なら、月々の通う回数に応じた送迎コストがかかります。
毎月の授業料を抑えるために想定しておく必要があるのは以下の3つになります。
- 毎月の授業料
- 進級により増える額
- 授業回数による送迎コスト
これらを総合的に計算しておけば、確実に月あたりに必要なお金を抑えることができます。
さらに詳しく月謝について知りたい方はこちらの記事までどうぞ
ロボット教室に参加する女の子は少ない
お子さんが女の子の場合、男の子に囲まれることで続かなくなってしまう場合があります。
ロボット教室は男の子が興味を持ちやすい教室なので、女の子は比較的少なく、中には教室の全員が男の子という場合も少なからずあるようです。
小さな子供でも、大人が思う以上に性別の違いで緊張してしまったりするので、うまく話せないと友達が作れず楽しくなくなって、続かなくなることもあります。
少しでもお子さんの負担を減らすためには、次のようなポイントに注目しましょう。
- 女性が講師を勤めている教室
- 女の子の生徒が多い教室
講師や女の子の人数を確認するには各教室に問い合わせるのがお手軽ですが、もっともおすすめなのは体験教室に通わせてあげることです。
体験させてあげれば、教室の空気や授業の内容を感じることができるので、”高価な費用を払ったのに行かなくなってしまう”といったトラブルを減らすことにも繋がります。
ロボット教室自体の認知度がまだ低い

認知度が低いことで発生するマイナス面は主に二つあります。
- 子供がロボット教室自体を知らないことがある
- 他の習い事に比べて生徒数が少ない
これらに連なる具体的なデメリットを以下に紹介していきます。
子供がロボット教室自体知らないことがある

子供がロボット教室自体を知らないので面白さが伝わりきらないことがあります。
例えば、サッカーが好きなら”サッカースクール”といったように、学校や遊びなどから、学べる内容をイメージし「面白そう!」と感じることができます。
しかし、情報を集める手段が少ない子供は、ロボット教室と聞いても…
「ロボット教室は何をする教室なの?」
このような反応を示してしまうことがあります。なぜなら、ロボット教室の授業は学校や遊びでは体験することができないので、どうしても子供が知らない部分があるからです。
ですが、ロボット教室の一番の魅力は、まさに普段は学べない、全く体験できないことを経験できることにあります。
ロボット教室は、子供にとってイメージこそ難しいですが、通い始めれば、授業の面白さに夢中になってしまう子も非常に多い魅力的な教室です!
多くのロボット教室では無料で体験教室を受けることができるので、子供にロボット教室の楽しさを知ってもらう方法としては、実際に体験してもらうのが最も効果が高いです。
当のメディアがオススメする体験教室はヒューマンアカデミーです。
普段の授業に参加型での体験なので、教室の雰囲気が感じやすく、0からロボットを作る体験ができるのが魅力的な教室です。
体験授業の申し込みはこちらから!
他の習い事に比べて生徒数が少ない
全体の生徒数が少ないので新たなコミュニティの形成という点では少し弱いです。
学校以外にもコミュニティーを広げるという点では、仮にサッカーであれば練習試合や公式戦で広い交友関係を気づくことも可能です。
その点ロボット教室では、教室の外まで交流関係を広げることはできないので、コミュニティーを作るには向いてないと言えます。
しかし、現在ロボット教室は小学校でプログラミング教育が必修化されることもあり、ロボット教室の注目度は例年増しているので、生徒数に関しては今後増えていくと思われます。
ロボット教室での学びを活かすには時間がかかる
ロボット教室で学んだことを目に見える効果として発揮するのは時間がかかります。
学べる内容の1つである”プログラミング”は、将来仕事にもなる素晴らしい能力ですが、早くても高校生以上になってから能力を発揮する場を得ることができます。
この点を、成績向上なら塾。身体能力を向上させるならスポーツ系といった数ヶ月で効果が見える習い事と比較すると、効果を発揮するのに時間がかかると言えます。
しかし、現在は小学生が参加できるジュニアプログラミング大会などを開催されており、能力を発揮できる場として、大きな舞台が用意されております。
さらに優勝した場合、企業から開発支援を受けることや技術を学ぶ機会を得ることができたりと、他の習い事にはない効果を得ることも可能です。
2020年のプログラミング教育必修化が追い風となり、今後も能力を発揮できる場が増えていくことが考えられるので、ロボット教室の効果が現れるのも早くなると思われます!
でも実はデメリットよりメリットの方が多い!

実はロボット教室には、非常に魅力的なメリットが数多く存在します。
- 子供の思考力を鍛えることができる
- 小学生の必修科目にプログラミングが追加される
- 学校では体験できない授業なので子供が楽しめる可能性が高い
ここで紹介した以外にもロボット教室にはまだまだ魅力的なメリットが多くあります。
ロボット教室のメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事へどうぞ
できる限り負担が少ないロボット教室を選ぼう

ここまでロボット教室に通わせる上でのデメリットについて解説してきました。
デメリットと負担を軽減する方法について以下にまとめておきます。
費用が高い | 使用するロボットの一貫性が高い教室でロボットの買い替えをなくす ロボットキットのコストが3万円台で買える教室を選ぶ 月額料金・授業回数・送迎コストで月額料金を計算する |
女の子の参加者が少ない | 講師に女性がいるか問い合わせて確認する 女の子の生徒が在籍しているか確認する |
認知度が低い | 一度、無料体験教室に子供を連れて行ってみる |
効果を実感しにくい | プログラミング大会に出場することで効果を実感、実績を得られる |
これらを踏まえた上で、当メディア一押しはヒューマンアカデミーです。
ヒューマンアカデミーは全国に1400箇所ある大手スクールで多数の指導実績があります!
さらに、ヒューマンアカデミーは独自のロボットキットを使用しているので、初期費用大幅に抑え、月謝も1万円前後と比較的低価格なのが魅力です。
ヒューマンアカデミー以外にも、体験教室は多くの教室で無料で行われています。
以下に大手のロボット教室を表でまとめておきます。
*スマートフォンの方はスクロールできます
教室 | コース | 概要 |
ヒューマンアカデミー | 体験用ブロックでのロボット作り |
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リタリコワンダー |
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クレファス |
ロボット作り |
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アーテックエジソンアカデミー | 体験用ブロックでのロボット作りとプログラミング |
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プロ・テック倶楽部 | プログラミング |
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ロボット教室にお子さんを通わせてみたいと思う方や興味が湧いた方は、是非ロボット教室の体験に参加してみましょう!
以上「ロボット教室にはマイナス面が存在する?負担を減らすポイントも合わせて紹介」でした!