お子さんに習い事を新しく始めさせたいと思っているご両親の皆様。
今始めるならロボット教室がおすすめです!
ロボット教室は参考書通りにロボットを組み立てるだけだと思っていませんか?
実は思考力が伸びたり、自分で作ることの楽しさを学べたりとメリットが多いんです。
今回はロボット教室に通わせるメリット5つや人気の理由、教室を選ぶときのポイントなどをご紹介します。
ぜひ参考にして、お子さんの習い事を選ぶ際に役立ててくださいね。
目次
ロボット教室が人気になってきている理由
早速メリットをご紹介したいところですがその前に、ロボット教室が人気になってきた理由をお伝えします。
人気になってきた理由としては以下の3つです。
- テレビや雑誌で取り上げられ話題になった
- 子供が夢中になって取り組んでくれる
- 理系に強くなれる
お子さんがロボット教室を特集されている番組を見て家族で体験教室に行ったり、これからのIT社会にお子さんが対応できるようになるのか不安だったりする親御さんが通わせることが多いようです。
ロボット教室に通うメリットはまだまだあります。しっかり把握して通うようにしましょう。
ここからはメリットを1つずつご紹介していきますね。
ロボット教室に通うメリット5つ
ロボット教室に通わせるメリット5つをご紹介します。
- 子供のプログラミング思考力が身につく
- プログラミングが小学校の必修科目になる
- 子供のための新しい習い事として人気・注目されている
- 子供が楽しんで通ってくれる
- ロボット教室に通わせないデメリットが少ない
以下で詳しく説明していきます。
ロボット教室に通うメリット①子供のプログラミング思考力が身につく
プログラミング思考力とは目的達成のための手段や順番、方法を考えてその中から最もふさわしい答えを導くという思考のことを指します。
その思考をプログラミングやロボット作りを通して学んでいきます。将来の社会問題にも応用できる能力です。
細かく分解して解きやすくしたり、問題解決において取捨選択が適切にできる大人へと成長することができます。
プログラミング思考力に必要な5つの要素
プログラミング思考力は5つの要素から成り立っています。
- 抽象化
- 分解
- 順序立て
- 分析
- 一般化
1つずつ以下で説明していきます。
【プログラミング思考力に必要な5つの要素①抽象化】
抽象化とは共通点を見つけて一つにまとめることを言います。
例えば、リンゴ・さる・車・バナナ・キウイがあるとします。
その中から共通点があるものを選んでまとめるとすると、リンゴ・バナナ・キウイがまとまりますね。
このようにまとめることによって共通点や問題などが分かり解決に取り組みやすくなります。
ロボット教室でロボットを組み立てる時、たくさんの部品が必要になります。
その中から接合部の形で共通点を見つけてちゃんと合う部品を探して取り付ける、そういったときにこの抽象化の要素が役に立つのです。
【プログラミング思考力に必要な5つの要素②分解】
一つの大きな問題を小さい問題に細かく分けて、問題解決をしやすくする要素のことです。
例を挙げると野菜炒めを作るとき必要な具材を準備すると思います。
想像している野菜炒めの中から、玉ねぎ・人参・豚肉・小松菜など必要な野菜を取り出しますよね。
そのときにおこなっているのが分解です。
実際の教室では複雑な動作をロボットに命令する際に使います。
複雑な動作は1度にプログラミングしようとしてもなかなかうまくできません。
1度単純な動きに細かく分けて、複雑な動作を実現していきます。
【プログラミング思考力に必要な5つの要素③順序立て】
順序立ては分解したものをもう一度組み立てることを言います。
上記のように野菜炒めで考えてみましょう。
野菜炒めは野菜を切る→油を敷く→豚肉を炒める→野菜を炒める→味付け→完成といった手順で作ります。
この料理の手順を考えていくのが順序立てです。
ロボット教室では分解で細かくした動作を、また組み合わせて命令させるときに使っています。
区切り方などを考えながら何度も試行錯誤して動作を実現させていきます。
【プログラミング思考力に必要な5つの要素④分析】
完成した物に対して評価や反省をすることを分析といいます。
野菜炒めが完成したら皆さん食べると思います。
そのときに味付けが微妙だから今度は醤油を入れてみよう!などと考えたりしますよね。
どうすれば今より良くなるのか考えることが分析という能力です。
完成したロボットを今度はどのように動かすのか、完成したロボットに自分のアイデアをプラスして進化させる際に分析をおこなっています。
【プログラミング思考力に必要な5つの要素⑤一般化】
誰でもわかりやすく示すようにすることを一般化と言います。
料理では、野菜炒めの作り方を自分の言葉ではなく誰にでも伝わるように整理してレシピを作ることが一般化に当たります。
世の中にある説明書やハウツー本はすべて一般化されたものと言うことができます。
ロボット教室ではコンテストを実施して、自分が作ったロボットがどんなものか、このロボットで何ができるのかを発表します。
このときに一般化の要素を使っているのです。
実際のロボット教室では、自分でロボットを組み立ててプログラミングをして実際に動かします。
一連の流れの中で子どもたちは知らないうちにプログラミング思考力を身に着けていくことができるのです。
この教育法はハンズオンと言われています。
子供の「ロボットをこんなふうに動かしてみたい!」という動機を、プログラミング思考力に結びつける教育法です。
ロボット教室に通うメリット②プログラミングが小学校の必修科目になる
文部科学省のプログラミング教育の規定ではこのように書かれています。
子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うように指示することが できるということを体験させながら、将来どのような職業に就くとしても、 時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」 などを育成するもの。コーディングを覚えることが目的ではない
引用:文部科学省公式HPプログラミング基礎資料から引用
ということは、プログラミングという科目は作られることはありません。
プログラミングを覚えて使うようにするのではなく、プログラミングを通して現代社会を生き抜く力を育てることが目的です。
IT社会と言われている現代で、パソコンが無くても可動できる企業は決して多くありません。
飛行機はコンピューター制御でフライトできますし、家電にもAI機能が備わっています。
今後もコンピューター制御できるものは増えていくでしょう。
世の中がコンピューター化していくとは反対にそれを支える人材は少なくなっています。
子どもたちにプログラミングを身近に感じてもらって、IT技術を支える人材に待ったをかけるために、興味を持ってもらうきっかけ作りとしてプログラミングが必修科目となりました。
ロボット教室に通うメリット③子供のための新しい習い事として人気・注目されている
今、ロボット教室は注目度の高い習い事になっています。
以下のグラフを御覧ください。
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引用:キッズプログラマーズスターターキット公式HPから引用
この調査は2018年〜2019年にかけて、子供を持つ20〜50代の男女189名を対象におこなわれた「年末年始、子供の習い事アンケート」を元に作られたグラフです。
1位の英会話スクールと肩を並べているのが、プログラミング教室という結果になりました。
プログラミングを学ぶことで問題に対する考え方や自分の考えを表現する力も養うことができます。その力を子供に身に着けてもらいたいと考える親御さんも増えてきています。
また、学校でのプログラミング必修化の波もあって話題になったことも1位になった原因と考えられます。
ロボット教室に通うメリット④子供が楽しんで通ってくれる
ロボット教室はものづくりを一から体験でき、自分で考えて制作できるので没頭してくれるお子さんが多いです。
自分が思い描いたとおりにロボットが動いたときはお子さんでなくてもすごく嬉しいものですよね。
目に見えて成果が現れるのでお子さんはどんどんのめり込んで楽しんで通ってくれます。
そして、お子さんたちを飽きさせない秘密はロボットだけではありません。
先生方も子供が集中できるような環境づくりに努めています。
基本的に先生は子どもたちが困っていてもヒントを与えることしかしません。
分からないところをそのまま教えてしまうと、学ぶことの楽しさや発見を奪ってしまうからです。
子供がのびのびとロボット作りやプログラミングができるよう、ロボット教室は工夫されています。
ロボット教室に通うメリット⑤ロボット教室に通わせないデメリットが少ない
上記でお伝えした通りロボット教室はメリットがたくさんあります。
では、デメリットはあるのかなと気になった方もいると思います。
ロボット教室に通うデメリットはすごく少ないです。
実際にデメリットを上げてみます。
- 費用が高い
- 女の子の参加者が少ない
- 認知度が低い
この3つです。
ロボット教室は費用が高いですが、実際ロボットやプログラミングを本格的に学べてプログラミング思考力も身につきます。
女の子の参加者が少なく知名度もまだ低いロボット教室ですが、上記でもお伝えしたとおり2019年通わせたい習い事ランキングでは1位となっています。
今後必修化の波も加わってますます人気になっていく習い事となるでしょう。
ロボット教室のデメリットについてもっと詳しく知りたいという方はこちらの記事もあわせてどうぞ!
関連記事:ロボット教室にはデメリットが存在する?負担を減らすポイントも合わせて紹介
お子さんに合うロボット教室を選ぼう
ここからは体験教室に行ったときの見るべきポイントをご紹介します。
ロボット教室は場所によって様々です。
本格的なカリキュラムのところから自発的な学びを大切にしているところまであります。
いきなり入会をするのではなく体験教室で雰囲気を知ってから入会の手続きをしましょう。
教室を選ぶ際のポイントとしては以下のとおりです。
- 一人ひとりのレベルに合ったカリキュラムか
- 教室の雰囲気は良好で、通っているお子さんは楽しそうか
- 保護者も一緒に学べる内容か
- ものづくりの基礎を学ぶことができるか
- お子さんが興味を示しているか
ロボット教室は座学だけではありません。
実際に手を動かしながらロボット作りやプログラミングをすることでより思考力が定着していきます。
そのためには一人ひとりのレベル、興味関心に合った教室を選んであげましょう。
また、プログラミング学習では親御さんも一緒に学んでいくことが大切です。
プログラミングスキルがなければお子さんと同じ目線に立って学ぶことができます。
一緒に頑張ってくれる人が周りにいるとお子さんのモチベーションにも繋がりますし、お子さんとの仲をより深める機会となります。
お子さんの成長を間近で実感することができるので保護者も一緒に学べるところを選びましょう。
体験教室では通っているお子さんにも注目してください。
通っているお子さん方は、その教室に通い始めた自分のお子さんの姿です。
楽しく夢中でやっているか、質問しやすい環境かしっかり吟味して選びましょう。
当メディアおすすめの教室はヒューマンアカデミーです。
大手ならではの丁寧な指導と子どもたちの自由な発想を邪魔しない教育方針が魅力の教室です。
お近くの教室にて予約をしてみましょう!
ロボット教室に通って楽しくプログラミングを学ぼう!
今回はロボット教室に通うメリットをお伝えしました。
もう一度おさらいするとメリットは以下のとおりです。
- 子供のプログラミング思考力が身につく
- プログラミングが小学校の必修科目になる
- 子供のための新しい習い事として人気・注目されている
- 子供が楽しんで通ってくれる
- ロボット教室に通わせないデメリットが少ない
ロボット教室に通うとメリットがとても多いです。
体験教室は無料でおこなっている教室がたくさんあります。
表にまとめました。
*スマートフォンの方はスクロールできます
教室 | コース | 概要 |
ヒューマンアカデミー | 体験用ブロックでのロボット作り |
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リタリコワンダー |
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クレファス |
ロボット作り |
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アーテックエジソンアカデミー | 体験用ブロックでのロボット作りとプログラミング |
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プロ・テック倶楽部 | プログラミング |
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体験をすることでお子さんに教室が合っているかしっかり判断することができますよ。
ロボット教室にお子さんを通わせてみたいと思った方や、気になる方はぜひ体験教室に行ってみましょう。
以上「ロボット教室に通うメリットとは?人気の理由や教室を選ぶ時のポイントも合わせて紹介」でした!